ファッション甲子園からのお知らせ

ファッション甲子園2022 一次審査会を実施しました

第21回全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(ファッション甲子園2022)の一次審査会を実施しました。
最終審査会出場チームはコチラ

一次審査実施日:令和4年5月20日(金)
審査員:原 由美子(ファッションディレクター)
    津森 千里(ファッションデザイナー)
    天津 憂(クリエイティブディレクター)
応募総数:33都道府県83校1,224チーム2,108枚
たくさんのご応募ありがとうございました!

審査員コメント(天津憂審査員より)
今年の作品の傾向は、アニメ、漫画チックな書き方が多かった印象。高校生はアニメ等をよく見る世代だからか、二次元的なイメージを持った作品が多かった。また、それぞれの地方の特色(伝統工芸の取り入れ、素材の使用等)が素材面で見られた。
審査では、デザイン画の状態での審査なので、本当に衣装へ具現化できるのか、クオリティを出せるのか、という部分を評価したほか、個人的にはフォルム、シルエットの出し方に面白いテクニックが使われたり、作品のアピールポイントで、舞台上では衣装がこういう風に変化する、などが書かれているとすごくわくわくする。
デザイン面で言うと、プロは素材が頭にあって、出来上がりが想像できてデザインしている。今回応募のあったデザイン画の中では、きちんとパターンや設計図を理解してきちんと書けている人がいる一方で、作り方がわからないけどデザインしてしまっている人もいる。しかし両者良いところはあり、自分が作ることができる狭い範囲でデザインすると広がりが無くなる。まだまだこれから、という高校生のほうが、デザインが面白いことがあるので、自分の可能性を止めずにデザインを書くほうが本当は良いので、そういう点では今回様々な可能性が感じられて審査は非常に楽しかった。
服というのは、「自分のため、友人のため」に作った、デザインしたということを一番表現しやすいアートツールであると思っているので、そういう楽しさが伝わってくれたらよい。自己表現の一番身近な「衣食住」の中でも、表現方法として皆に一番見てもらえるものだと思っている。8月の最終審査会は、自分自身の楽しさを皆に伝えられるという部分が見られることを期待する。


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