大会の記録

過去の大会結果

入賞作品入選校紹介一次審査

第11回大会 入賞作品(平成23年8月28日開催)

優勝
ダンボール

高校名:青森県立弘前実業高等学校(青森県)
作品名:ダンボール

古川 友絵(3年)
小田桐 光沙(3年)
準優勝
croissant(クロワッサン)

高校名:岩手県立盛岡第一高等学校(岩手県)
作品名:croissant(クロワッサン)

広瀬 英利奈(2年)
佐藤 美歩(2年)
太田 藍理(2年)
第3位
prevejo(プレベジョ)

高校名:岐阜県立大垣桜高等学校(岐阜県)
作品名:prevejo(プレベジョ)

鹿野 伶奈(3年)
竹市 綾香(3年)
山田 志織(3年)
審査員長特別賞
Rabbit in the grass(ラビット イン ザ グラス)

高校名:京都共栄学園高等学校(京都府)
作品名:Rabbit in the grass(ラビット イン ザ グラス)

田邊 有紀(2年)
藤本 友(2年)
審査員特別賞(ガッツダイナマイトキャバレーズ賞)
デビル

高校名:埼玉県立特別支援学校さいたま桜高等学園(埼玉県)
作品名:デビル

小山 大貴(1年)
宮沢 真央(1年)
審査員特別賞(津村耕佑賞)
希望

高校名:愛知県立愛知工業高等学校(愛知県)
作品名:希望

菊地 大介(3年)
澤田 誠也(3年)
観客賞(ご来場の皆様が選ぶ優秀作品賞)
 ダンボール

高校名:青森県立弘前実業高等学校(青森県)
作品名:ダンボール

古川 友絵(3年)
小田桐 光沙(3年)
キラリ賞(出場校担当教員が自校以外の優れた学校を選ぶ賞)
croissant(クロワッサン)

高校名:岩手県立盛岡第一高等学校(岩手県)
作品名:croissant(クロワッサン)

広瀬 英利奈(2年)
佐藤 美歩(2年)
太田 藍理(2年)

入選校紹介(最終審査会出場校)

木になる気
<北海道代表>
市立北海道札幌平岸高等学校
作品テーマ : 木になる気

チーム員 : 下山 明花(2年)澁谷 有香(2年)
モデル : 澁谷 有香
デザイン画制作 : 下山 明花
担当教諭 : 千葉 有造
最終審査会出場順番 : 6

審査員からのアドバイス:
・幹のところが本物の木の感じになれば良い。
・人工的にならないように気を付けて。
・カラフルで、面白いシルエットに魅かれて選定した。
ダンボール
<青森県代表>
県立弘前実業高等学校
作品テーマ : ダンボール

チーム員 : 古川 友絵(3年)小田桐 光沙(3年)
モデル : 古川 友絵
デザイン画制作 : 古川 友絵
担当教諭 : 山内 最子
最終審査会出場順番 : 21

審査員からのアドバイス:
・シルエットが良いデザイン画であったので、忠実に再現できれば素晴らしい作品になるのでは?実物を見てみたいと感じさせてくれた作品であったので可愛く、綺麗に仕上げて欲しい。
・過去大会でもダンボールや紙をつかったデザインは沢山あったが、このデザイン画は今までのより一歩進んだ気がしたので選考した。
・見た目の繊細さ、ウェーブ、フォルム(細い所や出っ張る所)が上手く出せれば良いのでは。実際には重たくてもよいが、作品をみたときにボテっとならずに、軽さが表現できていれば良いのでは?
まっすぐだけじゃない
<青森県代表>
県立弘前実業高等学校
作品テーマ : まっすぐだけじゃない

チーム員 : 安達 さやか(3年)川村 実央(3年)
モデル : 川村 実央
デザイン画制作 : 安達 さやか
担当教諭 : 山内 最子
最終審査会出場順番 : 31

審査員からのアドバイス:
・応募があったデザイン画の中で“雨”をテーマにしたものが沢山あったが、その中でとりわけ可愛らしく、楽しそうなイメージを抱いたのがこの作品であった。
・(舞台衣装のデザイナーを志しているようだが)この作品では人的な感じにならず、ナチュラルな感じで作ったもらったほうがデザインの良さが際立つのでは?
ラップ
<青森県代表>
県立三沢高等学校
作品テーマ : ラップ

チーム員 : 瀧沢 優希(2年)田浦ジョイ愛(2年)
モデル : 瀧沢 優希
デザイン画制作 : 瀧沢 優希
担当教諭 : 菅井 彩香
最終審査会出場順番 : 32

審査員からのアドバイス:
・ラップの透明さや、くしゅくしゅ感といったものが画によって表現されており、トータルで雰囲気が良かったので選考した。また透明=ブルーの色で表現している所が可愛らしく感じたのでその点を素直に表現して欲しい。
・ラップは透明なので、画のままのシルエットで作ってしまうと、舞台でみると小さく収まってしまうのでは?気持ち誇張するほうがよいのでは?青い部分は誇張しなくて良いが、ラップ部分に関して、見せたい部分(ゆれ感や、細い部分など)・着た時のトータルバランスを考えながら、出し惜しみせずラップを使用すれば良いのでは?
・歩く時にゆれたり、キラキラしていたらより際立つのでは?作品自体小さくまとまらないように注意して。
Switch
<青森県代表>
私立八戸聖ウルスラ学院高等学校
作品テーマ : TIES

チーム員 : 高橋 伶吏(3年)田名部 佑佳(3年)
モデル : 田名部 佑佳
デザイン画制作 : 高橋 伶吏
担当教諭 : 小笠原 元子
最終審査会出場順番 : 20

審査員からのアドバイス:
・震災から発想したデザイン画の応募が結構あった中で、服としてかなりまとまっておりいかにも”震災”といった作品ではなく、全然異質のものを生み出している作品だったのが選考したポイントである。
・デザイン画の異質な感じ・アンバランスさを、作品では上手くまとめて欲しい。
・とりわけスカートの部分に関して、震災復興Tシャツのようにいかにも”日の丸”を出すのではなく、デザイン的にも上手くまとめて欲しい。
croissant
<岩手県代表>
県立盛岡第一高等学校
作品テーマ : croissant

チーム員 : 広瀬 英利奈(2年)佐藤 美歩(2年)太田 藍理(2年)
モデル : 佐藤 美歩
デザイン画制作 : 広瀬 英利奈
担当教諭 : 金井 保憲
最終審査会出場順番 : 8

審査員からのアドバイス:
・素材に何を選ぶのかが重要。厳密に選んでほしい。
・シルエットがとても良いので、忠実に、この画のとおりに作ってもらいたい。前からみても、後ろからみても可愛らしいのでそのままを表現してほしい。
・包帯みたいにただ巻いてつくるのはつまらなくなってしまうので、どのように制作するのかも検討してつくってほしい。時間をかけて作ってください。
Study it!!
<岩手県代表>
県立紫波総合高等学校
作品テーマ : Study it!!

チーム員 : 藤村 恵梨佳(3年)塚越 優(3年)佐々木 さと子(3年)
モデル : 藤村 恵梨佳
デザイン画制作 : 藤村 恵梨佳
担当教諭 : 小松 咲子
最終審査会出場順番 : 17

審査員からのアドバイス:
・文具をテーマとするデザイン画はたくさんあったが、この作品はいかにも”文具”といった感じではなく、あっさり抽象的に表現しており、服の要素がしっかり組み込まれていたので選考した。
・デザイン自体はシンプルであるが、だからこそ綺麗につくってほしい。色のバランスが重要。画ではくすんだ色味な印象であるが、実際はもっとパキっと鮮やかな色合いのほうが映えるのでは?
・ハサミのメガネがポイントのようだが、メガネなのか?ハサミなのか?中途半端にならないように作ってほしい。「ハサミのメガネ」とわかるように。
・スカートをボール紙で作ると明記しているが、それだけだとシルエットが浮いた感じになるのでは?ボール紙を使うとしても、手を加えてしなやかに見せるとか工夫を加えて。安っぽくチープな感じにならないように。
強きもの
<宮城県代表>
私立東北生活文化大学高等学校
作品テーマ : 強きもの

チーム員 : 山田 友太(1年)半澤 昴平(1年)
モデル : 山田 友太
デザイン画制作 : 山田 友太
担当教諭 : 長岡 貴史
最終審査会出場順番 : 22

審査員からのアドバイス:
・画では強さをあまり感じない作品であったのだが、デザイナー本人にとってこれが強きものなら、実物はどのようになるのだろうか?と思い選考した。
・たくさんの色が使われているので全体的にうるさくならないように。作品自体どの部分で強さを強調しているのかもしっかりと表してほしい。
・ゲームのキャラクターをイメージしている印象も受けたが、そうであれば1着でどれだけファンタジーさを表現できるかも重要では?
・首もとのファーが画より大きいほうが面白いのでは?普通になってしまわないように。ボリューム感をどこに持っていけば良いのかを計算してつくってほしい。
天気
<宮城県代表>
私立東北生活文化大学高等学校
作品テーマ : 天気

チーム員 : 成田 優姫(1年)廣海 はるか(1年)
モデル : 廣海 はるか
デザイン画制作 : 成田 優姫
担当教諭 : 大友 伸昭
最終審査会出場順番 : 24

審査員からのアドバイス:
・細かい所まで丁寧に描いている所に魅かれて選定した。
・作品でも、画のように細かい所まで作り込めるのでは?と期待しています。
・雲のふわふわ感・やわらかさが出ると良いのでは。
・どっしりせず、繊細に仕上げてください。画に細かなアイデアが描かれているが、それを上手くまとめてください。つくるのに時間がかかりそうな作品であるが、面倒だからと方向転換し、デザイン画と全く違うものにならないように。投げ出さず時間をかけて完成してほしい。
ハートの国の王子様
<福島県代表>
県立大沼高等学校
作品テーマ : ハートの国の王子様

チーム員 : 目黒 紗彩(3年)髙田 遥(3年)
モデル : 髙田 遥
デザイン画制作 : 目黒 紗彩
担当教諭 : 高久 礼子
最終審査会出場順番 : 26

審査員からのアドバイス:
・(デザイン画に関し)あまり上手ではないがインパクトがあり、みればみるほど妙に可愛いらしく、画のバランスが良い。天性のものを感じ選定した。
・実物はこの画をしっかりと思い出させてくれるような作品であるように。
ステンドグラス
<埼玉県代表>
県立越谷総合技術高等学校
作品テーマ : ステンドグラス

チーム員 : 工藤 真央(3年)萩本 志帆(3年)
モデル : 工藤 真央
デザイン画制作 : 工藤 真央
担当教諭 : 千代澤 啓子
最終審査会出場順番 : 18

審査員からのアドバイス:
・どのような素材選びをするのかがキーポイントである。
・ボトム部分が絞りで表現されているが、なんとなく画で完結しており、実際に作る事まで考えていない印象をうけた。襟の形も含め、画全体の細かなディティールを上手く表現してほしい。
・素材はエナメル、サテンが良いのでは?ステンドグラス部分はサテンを使い、縁の部分はエナメルにするとか。下手にフェルトのような厚手な素材を使ってしまったら、ぼてっとしてしまうので素材選びを考えて。
・画の中の人体は、黒くぬりつぶされ、抽象化された雰囲気が良い印象をだしているが実際に人が着用した場合に、画の雰囲気が損なわれないようにしてほしい。
デビル
<埼玉県代表>
県立特別支援学校さいたま桜高等学園
作品テーマ : デビル

チーム員 : 小山 大貴(1年)宮沢 真央(1年)
モデル : 宮沢 真央
デザイン画制作 : 小山 大貴
担当教諭 : 翁藏 弥生
最終審査会出場順番 : 23

審査員からのアドバイス:
・色の配色がとても綺麗。この色とワイルドさを上手く表現してほしい。画の中のバランスもとても良いので忠実に再現してほしい。下手にに左右対照にこだわってないところが良いバランスとなっているため、デザイン画を活かしてつくってほしい。
・画の中のパンツはストレートになっているが上部とのバランスを考えると、細身のシルエットのほうが良いのでは?羽は大きく、身ごろは細くすると作品が際立つのでは?
×和
<東京都代表>
私立女子美術大学付属高等学校
作品テーマ : ×和

チーム員 : 菅沼 華佳(2年)霞 すず(2年)
モデル : 菅沼 華佳
デザイン画制作 : 菅沼 華佳 霞 すず
担当教諭 : 中村 晃子
最終審査会出場順番 : 5

審査員からのアドバイス:
・和テイストのデザイン画の応募の中で、いかにも羽織であるなどの“和らしさ”が主張しすぎていないところが良い所であったので、デザイン画に忠実につくってほしい。また色づかいもかわいらしいので表現してほしい。
・和に転んでも、洋に転んでもつまらなくなるのでバランス良く。襟ぐりなど1箇所だけ和らしさを強調したらそれが核となってより可愛らしくなるのでは?
ZIP
<東京都代表>
専学学校法人古屋学園二葉ファッションアカデミー
作品テーマ : ZIP

チーム員 : 河井 菫(2年)板鼻 楓(2年)
モデル : 板鼻 楓
デザイン画制作 : 河井 菫
担当教諭 : 佐藤 圭太
最終審査会出場順番 : 13

審査員からのアドバイス:
・普通の服だけど、普通の服じゃないところが選定したポイント。
・うまくつくらないと単なる普通の服になってしまい、つまらないものになってしまう。片方しか袖が描かれてないが、もう片方はどうするのか?
・フェルトは難しい素材であるが、シャーリングすることは可能だろうか?相当考えて行わないと難しい。シャーリングをせずあえてカットしてかたちをつくるという発想もあるのでは?熟考し、上手くつくってほしい。
咲崖
<神奈川県代表>
私立横浜富士見丘学園中等教育学校
作品テーマ : 咲崖

チーム員 : 渡邉 彩子(3年)山下 聖奈(3年)
モデル : 山下 聖奈
デザイン画制作 : 渡邉 彩子
担当教諭 : 志村 すえこ
最終審査会出場順番 : 11

審査員からのアドバイス:
・不思議な魅力を感じ、選定した。画の不思議さを上手く表現してほしい。ただの陰気な服にならないように。
・じめじめした中に咲く、ちいさな花のはかない美しさが表現できれば良い。
・素材の中で使用する予定であるストレッチレースは不要では?
リバーシ
<新潟県代表>
県立十日町総合高等学校
作品テーマ : リバーシ

チーム員 : 大石 航平(3年)村山 広大(3年)
モデル : 大石 航平
デザイン画制作 : 大石 航平
担当教諭 : 樋口 正弘
最終審査会出場順番 : 34

審査員からのアドバイス:
・作品アピールポイントのとおり、是非こだわってつくってください。
・中のブラウスもしっかりつくりこんで。
・画がとても上手。ソリッド(堅固・硬質)感が画から伝わってくる。モデルによってイメージが変わってくる作品。
・布の質感はレザー調のような気がするが、レザーは高額であるので、ワイルド感を損なわないような素材でつくれば良いのでは?
轟け!!バイク男
<富山県代表>
私立学校法人富山第一高等学校
作品テーマ : 轟け!!バイク男

チーム員 : 大坪 永福(1年)池井 大夢(1年)澤泉 拓斗(1年)
モデル : 大坪 永福
デザイン画制作 : 大坪 永福
担当教諭 : 温井 喜夫
最終審査会出場順番 : 25

審査員からのアドバイス:
・ドライアイスを使用し、煙を出す仕組みのようだが、勢いよく出してほしい。
・細かなディティールよりも、画のとおりに作品全体をダイナミックに仕上げてほしい。勢いを大事に。
Simple
<福井県代表>
県立美方高等学校
作品テーマ : Simple

チーム員 : 江村 梨紗(2年)吉村 南美(2年)
モデル : 吉村 南美
デザイン画制作 : 江村 梨紗
担当教諭 : 井上 ちあき
最終審査会出場順番 : 15

審査員からのアドバイス:
・デザイン的なテクニックを持っている学校なので綺麗なシンプルさを出して欲しい。パンツのすそのところのシャーリング感・ストライプの太さのイメージが繊細かつ、まとまっているかが重要。
・ストライプ部分がただの生地の白黒なのか?テープなのか?はたまたビーズで作られているものなのか?何かしらクセをつけると良い印象になるのでは?
・実際に人が着用した際に、ラインがよろけてしまったら効果があまりないため、形にこだわり忠実に仕上げてほしい。
こねこねこねこ
<静岡県代表>
県立御殿場高等学校
作品テーマ : こねこねこねこ

チーム員 : 杉山 ひばり(3年)土屋 桃子(3年)
モデル : 土屋 桃子
デザイン画制作 : 杉山 ひばり
担当教諭 : 平野 貴子
最終審査会出場順番 : 10

審査員からのアドバイス:
・ぼてっとしないように。ただぬいぐるみを貼り付けただけになってしまわないように作ってほしい。
・パイル生地を使うと明記しているが、所々ソリッドなもの(光沢のあるサテン地)や、カットソー地などいろいろと素材をかえて作ってみたら?
・画のお餅のような雰囲気が可愛らしいので毛の質感がないほうが良い。またねこの顔も大変可愛らしいので同じように作ってほしい。
・色々と素材を試してほしい。
不思議なプリーツ
<静岡県代表>
県立御殿場高等学校
作品テーマ : 不思議なプリーツ

チーム員 : 古地 吹雪(3年)齊藤 梨奈(3年)
モデル : 古地 吹雪
デザイン画制作 : 古地 吹雪
担当教諭 : 大庭 久代
最終審査会出場順番 : 29

審査員からのアドバイス:
・面白いデザイン。上手くできたらとても格好良いのでは?
・素材にデニム等と明記されているが、もっとはりのあるパリっとした素材であったほうが、再現できるのではないだろうか。プリーツが効果的にみえる素材としてはデニムも厚手コットンも(カーキと明記していたので厚手コットンと推測するが)ボテっとしてしまい、画の繊細さが損なわれてしまう。張りがあって薄手でつや感の綺麗な軽い素材(ブロード等)を選べばよいのでは?
prevejo
<岐阜県代表>
県立大垣桜高等学校
作品テーマ : prevejo

チーム員 : 鹿野 伶奈(3年)竹市 綾香(3年)山田 志織(3年)
モデル : 鹿野 伶奈
デザイン画制作 : 鹿野 伶奈
担当教諭 : 瀬下 裕基
最終審査会出場順番 : 30

審査員からのアドバイス:
・上半身のシルエットをしっかりと作り込み、そこに鏡を全体的に付けたら可愛いと思うが、着る人が重くないように注意してください。
・画を見ると背の高いモデルしか着れないような気がする。トータルバランスが優れていたら、1番舞台で輝いて素晴らしい作品になるのではないか?
・ボテっとさせず軽く仕上げ、鏡の効果をより活かして素敵な作品を仕上げてください。
RE:
<三重県代表>
県立飯野高等学校
作品テーマ : RE:

チーム員 : 花岡 礼菜(3年)加藤 章史(3年)
モデル : 加藤 章史
デザイン画制作 : 花岡 礼菜
担当教諭 : 安藤 説子
最終審査会出場順番 : 1

審査員からのアドバイス:
・現在プロのデザイナーでも、エコロジーをテーマにハギレだけで作品をつくっている方も既にいるのだが、この画に関しては素材の色づかいが新鮮であった。実物になった時どのようになるのか楽しみで選定した。
・いかにも”パッチワーク”ではなく、「パッチワークなんだ」といった雰囲気で自然に仕上げると良い。いかにも手芸教室の作品にならないように。
・画に貼り付けている色のバランスが大変良いので、全体的に作品として広がったときに雰囲気が壊れないようにしてください。結構時間がかかるかとは思うが、投げないで頑張って作ってください。
希望
<愛知県代表>
県立愛知工業高等学校
作品テーマ : 希望

チーム員 : 菊地 大介(3年)澤田 誠也(3年)
モデル : 澤田 誠也
デザイン画制作 : 菊地 大介
担当教諭 : 谷村 猛
最終審査会出場順番 : 7

審査員からのアドバイス:
・折り鶴を取り入れた作品が今回は多かった。その中で代表して選ばれたのがこの作品だった。不思議な雰囲気や可愛らしさが良いのでそのイメージを壊さずに。
・“服を作る”という行為から離れないでほしい。七夕飾りのように色紙を貼り付けたり、飾りつけただけのようにならないように。折り鶴は折り紙で良いと思うが、せめてトップに関しては布を用いたほうが良くなるのでは?
全て紙で仕上げてしまうと、運動会の玉転がしのようになってしまう。
・ヘアスタイルも出来るだけデザイン画を忠実に。
・全体的なバランスも重要。パンツの形もバランスをみて形を決めると良いのでは?
・折り鶴の大きさもバランス的にはもっと2割~3割程小さいほうが良いのでは?
Rabbit in the grass
<京都府代表>
私立京都共栄学園高等学校
作品テーマ : Rabbit in the grass

チーム員 : 田邊 有紀(2年)藤本 友(2年)
モデル : 藤本 友
デザイン画制作 : 田邊 有紀
担当教諭 : 大西 雅子
最終審査会出場順番 : 33

審査員からのアドバイス:
・ラビットとしてはボリューム感が多い気がする。実際に作るときは(デザイン画に)貼られている素材にこだわらず、全体的に軽くみえるような工夫(中に入れる素材のボリュームを減らす等)をすれば作品が映えるのでは?
Summer Memories-夏の思い出-
<大阪府代表>
私立阪神家政高等専修学校
作品テーマ : Summer Memories-夏の思い出-

チーム員 : 水野 夢子(3年)堀江 萌(3年)
モデル : 水野 夢子
デザイン画制作 : 水野 夢子
担当教諭 : 篠原 さつき
最終審査会出場順番 : 12

審査員からのアドバイス:
・同じデザイナーから応募された他の作品も良い作品であったが、特にシルエットが可愛らしいデザイン画を選定した。
・フューチャリスティック(近未来的)な印象をうける。コットン生地を単に染めるだけではなく、未来派志向のような素材(例えば:光沢のある素材を用いる等)を用いてほしい。土っぽくならないように。
・デザイン画通りボリュームも忠実に。細い所は細く、腰のところのはり具合も気を付けて。
おしゃれ宇宙人
<兵庫県代表>
県立西脇高等学校
作品テーマ : おしゃれ宇宙人

チーム員 : 藤原 孝音(3年)世並 奈津紀(3年)吉田 朱里(3年)
モデル : 世並 奈津紀
デザイン画制作 : 藤原 孝音
担当教諭 : 藤原 容子
最終審査会出場順番 : 4

審査員からのアドバイス:
・たくさん入っている“おしゃれ情報”を上からオブラートのように包んでいるところが面白くて選定した。ストレートに情報を表現しないでほしい。どのような素材を重ねるのか?非常に興味深い作品である。
・上に乗せる生地は、単にベタっと貼り付けるのではなく、空間があり、動いたときにずれるような作りにしたほうが作品がより生きるのでは?そのような手法をしているデザイナーもいるので試してほしい。
・画の抜け感・とぼけ感・おしゃれ感が大変かわいらしいので雰囲気も表現してほしい。
シルエット
<奈良県代表>
県立高円高等学校
作品テーマ : シルエット

チーム員 : 岩﨑 美保(3年)正田 彩香(3年)
モデル : 正田 彩香
デザイン画制作 : 岩﨑 美保
担当教諭 : 山田 京子
最終審査会出場順番 : 14

審査員からのアドバイス:
・シルエットをどのように表現するのか?そしてどういう風なフォルムにするのか?
・1枚の布にシルエットがあり、縦の線がべたっとしているのではなく、何重にも重なっていて、ラインのところが浮いていると作品の雰囲気が出るのでは?
・全部がフラットにならないように、立体感を持たせ作ってほしい。
光の破裂
<岡山県代表>
県立岡山南高等学校
作品テーマ : 光の破裂

チーム員 : 福原 江里子(3年)鉾建 杏梨(3年)
モデル : 福原 江里子
デザイン画制作 : 福原 江里子
担当教諭 : 中野 明子
最終審査会出場順番 : 28

審査員からのアドバイス:
・タイツのフサフサ感は無くてもいいぐらいだが、上のチュールはほどほどにせず、大胆に仕上げてほしい。
・色の細やかな配色が良い。光を上手く表現して欲しい。
・オーバーに仕上げてほしい。ほどほどは×。
アルパカ ロックンロール
<広島県代表>
私立小井手ファッションビューティ専門学校
作品テーマ : アルパカ ロックンロール

チーム員 : 高西 麗(1年)川崎 望美(1年)
モデル : 高西 麗
デザイン画制作 : 高西 麗
担当教諭 : 田宮 理子
最終審査会出場順番 : 2

審査員からのアドバイス:
・画の中のかわいらしく、ロックな雰囲気を表現してほしい。
・素材の中でフリース素材を用いると書かれているが、ただのフリース素材にせず、羽やビーズなどをつけるなどプラスアルファしてほしい。自分で布を作るイメージで。
Wine glass
<山口県代表>
県立下松高等学校
作品テーマ : Wine glass

チーム員 : 松本 理沙(3年)山崎 美穂(3年)
モデル : 松本 理沙
デザイン画制作 : 松本 理沙
担当教諭 : 藤井 孝美
最終審査会出場順番 : 35

審査員からのアドバイス:
・頭のぶどうが可愛い。
・ワイングラス、スカートのふくらみをどのようにつくるのかが課題。デザイン画どおりに作ってほしい。
「砂」
<香川県代表>
県立高松工芸高等学校
作品テーマ : 「砂」

チーム員 : 矢野 杏奈(2年)永井 香織(2年)
モデル : 永井 香織
デザイン画制作 : 矢野 杏奈
担当教諭 : 佐野 弘和
最終審査会出場順番 : 19

審査員からのアドバイス:
・砂のイメージの色が出ると良い。
・うまく染めないと画の雰囲気が出ないので、頑張って染めてください。パンチのある素材選びを。
・画の茶部分はグラデーションにすると良い。
鉛筆
<愛媛県代表>
県立今治工業高等学校
作品テーマ : 鉛筆
チーム員 : 戒能 千紘(3年)田坂 留奈(3年)
モデル : 田坂 留菜
デザイン画制作 : 戒能 千紘
担当教諭 : 茂松 克明
最終審査会出場順番 : 3

審査員からのアドバイス:
・鉛筆部分をニス、樹脂加工すると形をキープでき、先も丸くできる。
・くれぐれも着用時危なくならないように気を付けてつくってください。
花束
<福岡県代表>
県立香椎高等学校
作品テーマ : 花束

チーム員 : 中島 雅(1年)徳山 美咲(1年)
モデル : 徳山 美咲
デザイン画制作 : 中島 雅
担当教諭 : 森田 保恵
最終審査会出場順番 : 27

審査員からのアドバイス:
・デザイン画に迫力があり、素材の選び方も良かった。
・画の中のスカートの花をたくさん作ってボリューム感を出してほしい。
・同じ赤だけではなく、色見の違う赤を加えうるさくならないように変化をつけて。
・画から感じられる花束のロマンティックさとロックな感じを表現してほしい。
シンプル×変形
<長崎県代表>
県立大村高等学校
作品テーマ : シンプル×変形

チーム員 : 今里 奈生(2年)今里 茉梨乃(2年)
モデル : 今里 茉梨乃
デザイン画制作 : 今里 奈生
担当教諭 : 永田 邦江
最終審査会出場順番 : 16

審査員からのアドバイス:
・着用時に無機質感が出るといい。普通にならないように仕上げてほしい。
・単に裾を切っただけのシャツにならないように。
・パンツはデニムにこだわらず、デニム風の生地でも良い。
・ヘアメイクや全体的に気を付けて。無機質感を出してほしい。
元気に派手 派手
<沖縄県代表>
学校法人KBC学園専修学校
インターナショナルデザインアカデミー高等課程
作品テーマ : 元気に派手 派手

チーム員 : 玉城 若菜(1年)真謝 奈々(1年)
モデル : 玉城 若菜
デザイン画制作 : 玉城 若菜
担当教諭 : 町田 エリ子
最終審査会出場順番 : 9

審査員からのアドバイス:
・青と赤の部分に関してはサテン以外の生地も使い素材感に変化を持たせたほうが良い。全部サテンだと面白みのない作品に仕上がってしまう。
・この画の不思議なバランスに惹かれて選出した。良さを活かしてデザイン画通りにつくってほしい。

一次審査

2011一次審査 5月27日(金)・28日(土)にファッション甲子園2011第一審査を行いました。今回は全国45都道府県198校1,689チーム3,479点のデザイン画の応募があり(前回は46都道府県233校4,455点)審査基準である、「高校生らしい瑞々(みずみず)しい感性」に溢れた、独創性のある作品が数多く寄せられました。
応募された全作品は審査員長の大塚陽子氏(東京ファッションデザイナー協議会議長・ファッションジャーナリスト)、原由美子氏(ファッションディレクター)、キャバレー・アキ氏・ジャッカルクズ氏(ともにファッションデザイナー)の4名が2日間にわたり、熱のこもった選考を行いました。
選出された作品は、デザイン画から衣装を制作し、8月28日(日)弘前市民会館にて、各校生徒がモデルを務める公開ファッションショー形式の最終審査にいどみます。

【大塚陽子審査員長講評】
「去年の応募枚数と比べると、78%の応募となったが、レベル的にはすごく良い作品が揃っていた。 今回は東日本大震災から影響を受けたデザイン画が多く、千羽鶴をモチーフとした作品や風神雷神といったテーマがありとても印象的だった。 東北からの応募が少ないのではないか?と思っていたが、心配するほどでもなく、前向きに頑張ろうという気持が伝わってきた。」




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